足指研究所での治療は通い続けるものではありません
何回通えば良いですか?
1回で大丈夫です
多くの問い合わせを頂きありがとうございます。皆様に共通しているご質問の中に「何回通えば良いのか?」というものを頂きます。基本的には1回を目標に身体を変えるセッションを行っています。「1回で治るというと語弊がありますが、1回のカウンセリングで体を元に戻すための方法をすべてお伝えしています。
「1回で治りますか?」という問いに対して「治るか治らないかではなく、治したいのか治したくないのか」という自分自身への問いかけがとても大切です。自分自身の力で治すという強い意志をお持ちであれば1回のセッションで身体は激変します。そして自分自身のセルフケアによって時間をかけて少しずつ身体を元に戻していくのです。
誰かにしてもらうのではなく、自分自身で治す
足指研究所は治療ではなく「カウンセリング」という呼び方をしています。治療というのは基本的に「相手に何かをしてもらう」という受け身の姿勢です。「ここに来れば何とかしてもらえる」というような丸投げの状態では結果はほとんど出ません。人は病気になって自信を失うと「誰かに何とかしてもらいたい」と思いがちですが、「誰かに何かしてもらった」としても、一番肝心の自信を持つことはできません。
自尊感情の中身の一つに、問題解決能力があります。問題解決能力とは、「前もって解決の手立てを知っていること」と言うよりも、「自分には問題解決能力がある」と思えること。「何とかする」「何とかできる」と自分に対して思えることと考えています。そうすれば体を元に戻すのはとてもスムーズにいきます。
自身の決断が成功の秘訣
変化を起こせるのはお客様ご自身です。「自分が変わりたい」というモチベーションがなければ治療やトレーニングは成功しません。ですので、解決する意志のない方、ご自身の心と向き合う準備が整っていない方はお断りすることがあります。ライザップは料金が高いという方もいるかもしれませんが、そのハードルが自身の決断を強固にします。足指研究所のカウンセリング費用としては高く感じる方もいらっしゃると思いますが、何度も通い続けるというシステムではありませんので、自分のカラダを信じている方は想像以上に安かったと感じるはずです。
今すぐ行動に起こすことが大切
大切なことは、今日、そして今すぐに出来る小さな行動に移すこと。それは誰にも気づかれないことであるし、誰も「すごいねー」とほめてはくれません。小さな行動から始める、これを面倒くさがらずにやる習慣が、自分軸をより強固にしていきます。人と比較することで多くの方は『不幸な自分』『ダメな自分』な人生を歩むことを選んでいます。それもひとつの生き方ですが、私のセッションではそれはやりません。私のセッションでは必ず小さな宿題を出す理由です。この宿題に取り組まない場合は、2回目以降に来られても同じことをお話しするだけで終わります。
見えない世界、つまりは心の世界というのは体に最も影響を与えます。脳のイメージは具現化します。深層心理において「やりたくはないもの」に位置付けられると、なかなか思うような結果を得ることはできません。しかし自分の幸せのために設定した目標においては驚くほどの効果を発揮します。医学的に見捨てられた患者さんであっても、他人に頼ることなく自己責任の力が強い方は、変化が現れるまでに3日〜2週間もあれば十分だと実感しています。それは子供であっても高齢者であっても大きな差がありません。
今の症状を病気としてとらえない考え方
足指研究所では様々な疾患の方がセッションにいらっしゃいます。心房細動、糖尿病、高血圧、脳梗塞、ガン、うつ病、アトピー、喘息、睡眠時無呼吸、発達障害、顎関節症、反対咬合、過蓋咬合、オープンバイトなど、足指や姿勢に関連した整形疾患(変形性ひざ関節症やヘルニアなど)以外の方が多いのは「今出ている症状を病気としてとらえない」姿勢をとっているからです。本来人の身体は誰にでも平等に「死ぬまで元気で過ごせる」力を持っています。しかし人としての当たり前の生活から離れてしまうことで「機能不全」という状態に陥ってしまうのです。
機能不全を回復させることが根治につながる
機能不全というのは、例えば膵臓(すいぞう)の機能不全(働きが悪くなる)が起こったとします。十分なインスリンを作れなくなってしまう状態になり、細胞の入り口を開けるための鍵が不足しているので、糖が中に入れず、血液の中にあふれてしまいます。その時に治療であればインスリンを投与すると思いますが、肝心の膵臓を回復させるものではありません。機能不全のまま足りないものを補うことが医学の世界です。しかしそれではいつかは膵臓は完全停止状態になる(使わない機能は退化していく)ため一生薬を使い続けることを余儀なくされてしまうと思います。
足指研究所というは「膵臓の機能が低下した原因」をまず第一に考えていきます。その答えのほとんどが皆様が生活されている中に隠されています。「病気をしない人」と「病気をしやすい人」とで何が違うのかを客観的に考えていくことでおおよそ答えは導き出せるのです。私の考えが全てではありませんが、それでも思いもよらぬことが原因であることに驚く方がほとんどです。あなたの生活習慣が当たり前のようで、私からすれば異常だったりする。その比較対照を常に考え続けて研究してきたからこそ、医学では解決し得ない問題を解決に導けることができるのです。治すという概念よりも、元々の健康状態だったあなたな身体に戻すというほうがわかりやすいと思います。
「病気」は「症状」を一言で言い表したもの
症状という現象の枠組みから一歩飛び出して、一人の人と考えるとき、その人は世界中探しても一人しかおらず、千差万別の生き方や考え方の上に成り立っていることが分かると思います。治療法としても千差万別あると思いますが、医学の中で行われるベルトコンベアのようなシステム化された治療では、千差万別の生き方や生活習慣によって悪くした身体には対応することはできません。症状を抑え込むことを治ったと勘違いしてはいけないのです。そして私が大切にしていることは知識や技術よりも「信じること」を重要視しています。
自分軸を取り戻す
基本的に自分軸を中心として考えていきますが、相手にも自分軸が存在します。軸というのはカメラの3脚と同じで2つだと不安定ですが、3つあるとどんな環境においても安定します。ですから相手の軸と自分の軸のちょうど半分の位置をどこなのかを話しながら探しています。今ある現象(症状)は、自分軸を見失っていることのサインだと私は考えています。見えないもののズレが見える形として現れて病気として表現されている。もちろん検査をすれば数値や形としてみることはできますが、そこに何の意味があるのでしょうか。あくまで現状を把握するためのものでしかありません。身体はひとつの集合体であり、身体の諸器官や組織は互いに関連して機能しているものであり、自己治癒力を上回る何らかの外力または内的変化が生じただけに過ぎないからです。
痛みを無理に取り除かない
無理に痛みや症状を緩和することは、自分軸を取り戻すチャンスを逃してしまう可能性がありますので、まずはその方が自分自身の存在を認めているのか、周りに振り回されていないか、自分自身を信じて生きているのか、生きることに幸せを感じているのかを見極めていきながら、生活習慣などを聞いていきます。ほとんどの方は「誰かに依存しているか、遠慮して生きている」ことが多く、誰かのために生きている方ばかりです。病気を治すには、自分自身の幸せのために生きるということがとても大切です。親のために生きている人、家族のために生きている人、会社のために生きている人、確かに全て大事なことですが、それよりも大切なことは自分自身の幸せのために生きていくことで、自分自身が幸せだからこそ人を幸せにできることも知っておいてください。人を幸せにできる=親・家族・会社を幸せにできることに最終的にはつながっていきます。
相手を信じてみること
つまり、自分が幸せということは「自分自身を信じている」ことにつながります。そこではじめて「相手を信じる」ことができるようになります。相手を信じないのは、過去に経験したこと、未来への不安があるからであり、それは自身の幸せに生きることに直結していきます。騙すより騙された方が良い、というのは「自分を信じて相手も信じている」からこその言葉なのです。そこには騙す騙されたという概念が存在しないのです。病院に通い続ける、もしくは色々な病院にかかるというのは、一つは自分を信じているようで信じていない、もしくは自分軸を探している。結局は答えは自分の中にあるということではないでしょうか。
それほど通院や治療を受けなくても、ほとんどの方は自分のカラダを楽にしてあげることは可能なはずです。あの人はいつも仕事がうまく行く、家族と仲が良い、病気知らずだという人が周りにもいるはずです。それは自分を信じている人であり、自分を愛している人であり、自分という存在が幸せだと感じている人だと思います。まずは仕事のことも、家族のことも、病気のことも忘れて、自分自身という存在価値を認めて、自分を信じてみることからはじめてみてはいかがでしょうか。同じことをやっているはずなのに、症状が格段に変化して行くことがわかると思います。
諦めないこと
私が好きな言葉は「Never Give Up So Fast 〜諦めない〜」。
どんな状態からでも人間は回復する能力を持っています。
最高の治療は「自己治癒能力を取り戻すこと」ではないでしょうか。