症例ー認知症

  • 2020年11月4日
  • 2020年11月4日
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認知症
 

認知症が改善

足指を伸ばす「ひろのば体操」で杖なしで歩けるようになり認知症まで改善!

私がひざ痛に悩まされるようになったのは、3年前に転倒してからです。右のひざ関節を痛め、医師からは人工関節を入れる手術を勧められました。しかし、心臓が悪かったため手術は断念せざるを得ませんでした。そこで、3週間に1回、ひざの動きをよくし、痛みをおさえるヒアルロン酸注射を打つようになりました。ただし、注射は一時しのぎにしかなりませんでした。3週間たつころには効果が薄れて、再びひざがズキズキと痛み出すのです。

家の中では手すりや壁伝いに歩き、外出するときは杖が頼りでした。思うように歩けないため、好きな外出も、しだいに少なくなっていきました。私は73歳まで仕事を続け、退職後は妻と海外旅行を楽しみ、いろいろな国へ出かけたものです。地域の「歩こう会」の世話役もしていて、まさか自分が歩けなくなるなんて思ってもみませんでした。

ですから、1日じゅう家の中でじっとしている生活はとてもつらかったものです。また、転倒した原因がふらつきだったため、脳の検査も受けました。その結果、私は認知機能がやや低下していたようです。確かに、今記憶をたどってみても、そのころのことはよく思い出せません。

 

病院では記憶力や判断力の減退を遅らせる薬を処方され、それを飲むようになりました

 

娘の勧めで、湯浅慶朗先生を訪れたのは、昨年の10月です。湯浅先生からは、足指を広げて伸ばす「足指伸ばし(ひろのば体操)」を勧められました。私の足指はとてもかたくて、最初は、指と指の間をなかなか広げることができませんでした。ですから、足指の間に手の指を入れるのもひと苦労でした。

それでも、毎日、朝食後と夕食前に5分ずつやるようにしたら、徐々に足指が開くようになってきました。そして、1ヵ月後にはひざの痛みが軽くなり、立つ力がついてきたのです年末には姿勢もよくなりました。以前は肩が丸まって頭が下がり、柱に後頭部をつけることができませんでした。それが、頭を上げて柱にピタリとつけられるようになったのです。

初めて湯浅先生の元を訪れたときは、正座をしようとしてもお尻が10㎝ぐらい浮いていたのが、ちゃんとつくようにもなりました。

足指伸ばしを始めて4ヵ月たつ今は、家の中では手すりや壁を頼らなくても歩けます。外出時は不安なので杖を持参しますが、歩幅が広くなり、歩く速度も速くなりました。距離も2kmぐらいは平気で歩けるようになりました。人間、何歳になっても回復するものなのですね。今の目標は、夏までに、杖を使わずに歩けるようになることです。

 

今では週3回デイケアに行ったり、妻と国内旅行に出かけたりと、日々をまた活動的に楽しんでいます

 

デイケアでは私がいちばん元気かもしれません。計算問題も素早くできるようになり、認知機能が改善していたのです。娘さんやケアマネージャーから「認知症の症状がなくなった」との報告までいただきました。

その後、ひざの痛みがあった奥様(79歳)にもひろのば体操を行ってもらったら、2週間ほどで改善。一時は夫婦ともに介護されることを心配していましたが、今では二人でときどき旅行を楽しんでいるそうです。

このように、何歳になってからでも体は変えられます。皆さんもぜひ今日から、足指を伸ばすことを始めてみてください。

 

YOSHIRO
湯浅慶朗コメント

ひざ痛の原因は、加齢や筋力の衰えではありません。足指の状態をよくすれば、関さんがいわれるように、何歳からでも回復は可能です。足指がしっかり伸びて開けば、バランスよく立てるようになり、ひざへの負担もグンとへるのです。

また、認知症の予防には、歩くことが大変有効だといわれています。老老介護などのリスクをへらすためにも、足指を伸ばしてしっかり歩くことが重要です。そのためにも、日ごろから足指の状態がよくなるように、足指伸ばしを行うようにしてください。

 
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ほんとうの健康づくりのコツはとてもシンプル。さまざまな健康法やアンチエイジングケア法が日々登場している中で、これってホントに効果があるの? 理学療法士として美と健康を追求し、究極の美容法・健康法の基礎が足指にあることをお伝えします。「ひろのば体操」の方法や効果、足指についての知識をみんなで共有し、世界中の人が健康になれるお手伝いをしていきたいと思います。ハルメクWEBでも美容と健康のコラムを連載中です。

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