はだしの効果|自然欠損障害とADHDの深い関係

多くの人は子どものADHD(注意欠陥障害など)についてはご存知かと思いますが、自然欠陥障害については聞いたことがありますか?子どもを自然の中で遊ばせない、自然から遠ざけるというのは、実はとても危険なことなんです。

自然欠損障害とは?

日本ではあまり注目されていませんが、欧米ではすごく話題になっています。ものごとに集中できない、落ち着きがなくじっとしていられない。友だちとうまく遊べない。そういう子が増えて、学校では授業が成り立たないケースまで出ています。自然欠陥障害が、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の原因のひとつとされています。

ADHDはこれまで、脳に何らかの障害があるためと見られて、日本では薬物療法や心理療法がとられることが多いと思います。しかし、最近の研究で、自然の中で遊ぶ経験の少ない子に、そういう障害が多いことが指摘され、「自然欠陥障害」として欧米でたいへん話題になっています。つまり、幼いときから、自然の中で遊ぶ経験を積み重ねないと、五感や脳の前頭葉が十分に発達しないおそれがあるということです。

子どもたちが外で過ごす時間が少ない場合には、定期的なアーシングが子供が自然欠損障害の手助けになるかも知れないのです。 「自然欠損障害」というのは、診断された病状ではありませんが、現代のライフスタイルにおける自然とのつながりの欠如を意味します。足指研究所では、裸足で、外で、地面に接地されていることがさらに良いことを研究しています。

このトピックに関するオーストラリアの専門家の1人、環境心理学者のキャスリーン・バゴット博士は、子どもたちは自然の中で十分な時間を得ていないこと、そしてそれが子どもたちの社会的、身体的および認知発達にどのように影響しているかを報告しました。バゴットは、「これについて多くの科学的証拠がある」と話しています。

私の世代(現在40代以上の人)の人々は外で遊ぶように言われ、夕暮れ時には家に帰ってくる言われていたと思います。ところが、今では日本の子どもたちの2/3は、十分な時間を外で過ごしていないのです。習い事や塾などもありますが、誘拐されたりするかも知れないと考える人もいるからです。コミュニティ環境において、自然の中にいる子供の数は減っているので、自然へのアクセスはとても減っています。

室内で過ごすことの欠点

十分な時間を外で過ごすことができない子どもたちは、多くの欠点が見受けられます。

実践的な探索時間の不足
手で実験する機会が少ない
長距離視力の発達不良
少ない運動量
新鮮な空気の不足
恐怖を起こさせる力の経験不足

もう1つ非常に重要な点は、テレビ、コンピューター、wi-fiなど、今日のすべての屋内の現代の電子機器に体がさらされると、体がかなり大きな正電荷を蓄積することです。アーシングの中でよく使われる「体内静電気」とは全く違うものです。電荷は屋内の汚染物質、化学物質、汚れた空気からも増加し、成長する組織や細胞に過剰なフリーラジカル損傷をもたらし、慢性炎症を引き起こし、痛みを伴う衰弱性疾患を引き起こす可能性があります。

また、家電製品の誘導電位による体への電圧負荷は、神経伝達のシナプス遅延を起こす可能性がある。つまり、前頭葉の十分な活動や発達が抑制される可能性があるということです。地面の上で裸足で歩くか、屋内のアーシング製品を使用することにより、体はこの電子不足を補い、修復することができます。ただし、外で靴を履いているとアーシングの効果は薄れてしまうので、裸足になってアスファルト以外の場所を歩くようにしてみてください。全身のアーシングを行えるまでに、1時間の時間を要することがわかっています。

 

家の中で過ごすと、元に戻ってしまう

しかし、外でアーシングが行なえても、家に帰ってテレビやパソコン、冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品に囲まれていると、20分ほどで正電荷を全身に蓄積してしまいます。これは血液を観察するとよくわかりますが、ゼータ電位というマイナス電子が不足することで血液同士がくっついたり、血液の形が変形して血液循環を悪くするのです。そこで私たちは、室内でも外で過ごしている環境を再現するための、屋内アーシングマットを開発しています。

 

アーシングによるADHDに対する効果は、カリフォルニア州にあるアーシング研究所で、GaétanChevalier博士によって行われました。ただし、その有効性を向上させる要因は、アーシングを行う時間の長さであると指摘しています。つまり、毎日外で何時間も遊べない人は、アーシングマットを使用してアーシングの時間を長くする必要があるということです。

足指研究所オリジナルのアーシングマットは、ナイロンの表面に銀をメッキした繊維です。表面が全て「銀」で覆われています。糸であって糸でない、金属であって金属でない、いわば「糸の顔をした金属」なのです。銀量が圧倒的に多いため導電性に優れ、電磁波シールド、抗菌、防臭、保温、断熱、除電、制電効果に優れています。炭素繊維(市販されているアーシングマット)の1031倍、銅繊維の976倍ほど通電性に優れているので、アーシングによる身体電圧低下や負電荷(マイナスイオン)の吸収に優れています。

コンピューターをしたり、テレビを見たり、電子ゲームをしたり、寝たりしている時に、足や手を乗せるのにも最適です。ADHDやASDの方は脳の炎症が原因でもあるので、頭の下に敷いて寝ることを勧めています。就寝時には、家の中の家電製品のコンセントを抜いておくことをお勧めします。

 

公園の散歩がADHDの子どもたちの救いになる

医学の世界においても、人間の健康に対する自然の恩恵を実感しています。Journal of Attention Deficit Disorders(精神医学と注意障害の分野をカバーする査読付き学術雑誌)は、「注意欠陥のある子どもたちが公園を散歩した後に集中力が上がる」というタイトルの研究記事を発表しました。

イリノイ大学の研究者であるアンドレア・ファーバー・テイラーは、自然環境の中で過ごすことが、一般の人々の注意力を向上させることを知っており、注意欠陥多動性障害の子供の手助けになるかをテストしたのです。さまざまな屋外環境で20分間の歩行を行うことで、7歳から12歳までのADHDの子供をテストし、都市部や近所の環境を歩くよりも、公園を歩いた後の方が集中することを報告しています。

テイラー氏は自然に触れる時間を増やすことで、ADHDの症状を改善できると結論付けました。ここでの重要なメッセージは、これらの学校の休暇を子供たちと一緒に屋外で過ごしてみることです。自然に触れる時間を増やすことは、ADHD症状を緩和するための、「いつでも・どこでも・誰にでも・簡単に」、そして安全で、すぐに始められるものなのです。

 

ADHDと自然欠損障害の研究

この研究は、ADHDの子供の注意に対する環境の影響を調べたものです。

【方法】
各参加者は、単一の盲検比較試験で3パターンの環境に分けて実験を行なっています。注意欠陥多動性障害(ADHD)と専門的に診断された7〜12歳の17人の子供は、個別に指定された20分間の散歩を通じて、「都市部の公園」と「手入れの行き届いた2つの都市環境」の3つの環境で実験されました。環境は、治療順序へのランダム化された割り当てで、1週間離れて実験を行なっています。各歩行の後、Digit Span Backwardsスケール(作業記憶容量を評価するために臨床神経心理学で最も一般的に使用されるテスト)で測定しました。

【結果】
ADHDの子供たちは、公園を散歩した後では、ダウンタウンを散歩した後(p = .0229)や近所を散歩した後(p = .0072)より集中しました。効果はかなり大きく(それぞれCohenのd = .52および.77)、メチルフェニデート(精神活動を高める興奮剤の一種)製剤で報告された効果と同等でした。つまり、薬を服用するのと同じ効果があるので、薬を飲まなくてもADHDを改善させる可能性があるということです。

【結論】
公園の20分の散歩は、他の環境に比べて注意力のパフォーマンスを向上させるのに十分でした。これらの発見は、環境が一般の人だけでなく、注意欠陥多動性障害(ADHD)の人でも注意力を高めることができることを示しています。

 

他に自分でできる方法はないの?

姿勢を変えることによる、ADHDなどを含む脳の機能障害については下記も参照してみてください。

脳の機能障害と姿勢

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