東京大学における「ひろのば体操」のリハビリテーションの安全性や効果の検証

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東京大学との共同研究

足指研究所では、「ひろのば体操」の更なる普及・発展のために東京大学との共同研究を行なっています。東京大学スポーツ先端科学研究拠点(拠点長:石井 直方教授)と湯浅慶朗は、人的・知的資源の交流と物的資源の活用を図り、医学・科学および健康科学研究を発展させるとともに、その成果を広く活用することによって、人々の健康増進やスポーツ文化の発展に寄与することを目的として締結いたしました。ひろのば体操は、リハビリテーションの安全性や効果の検証として、大学との共同研究や学術論文などでの研究も行っています。体感の効果と科学的な数値での効果、両方の観点からの分析を大切にしています。

研究

東京大学スポーツ先端科学研究拠点長 総合文化研究科・生命環境科学系 教授 理学博士

石井直方(いしい・なおかた)
1977年東京大学理学部生物学科卒業、東京大学大学院理学系研究科動物学専攻博士課程修了、理学博士、理学修士。専門は運動生理学。ボディビルダーとしても活躍し、全日本学生ボディビル選手権優勝、ミスター日本、世界選手権3位、ミスターアジア優勝など、数々の実績を持つ。テレビ出演は『世界一受けたい授業』(日本テレビ)『爆笑問題の日本の教養』(NHK)他、著書は『スロトレ』(高橋書店)、『石井直方の筋肉まるわかり大辞典』(ベースボール・マガジン社)など多数。


湯浅慶朗の開発した独自のリハビリテーション技術(Hand-Standing理論・ひろのば体操)は、まさに、各種疾患患者ならびに高齢社会にふさわしいリハビリ法です。また、足指変形・姿勢・口呼吸が改善されることから、疾患の種類によっては、直接的な改善効果が期待されます。各種疾患患者に対し、このトレーニングを施行し、そのリハビリ効果、疾患に対する直接的または副次的な効果を研究し、また従来のリハビリ法との比較試験を行い、本法の有用性を研究していきたいと考えています。

今回の共同研究締結により、これまで専門的知識とされてきたスポーツ健康科学を人びとの健康増進に役立てることで、健康長寿社会の実現に貢献してまいります。スポーツ先端科学拠点は東京大学医学系研究科、工学系研究科をはじめとして、全学から16もの研究科や研究所が参加している全学組織で、産学共同で進めている研究開発プロジェクトのための一大拠点として建設された施設です。そこに湯浅慶朗が共同研究できたのは、医療分野における「ひろのば体操」の有用性と安全性が認められる可能性が高いためだと確信しております。

学会発表

2008年 日本加圧トレーニング学会

2011年 日本加圧トレーニング学会
「靴下療法との併用について」

2011年 日本転倒予防学会
「靴下療法について」

2011年 日本靴医学会
「靴下療法について」

2011年 日本健康医療学会
「靴下療法について」

専門雑誌

2014年 Journal of Physical Therapy

特集:外反母趾の機能解剖学的病態把握と理学療法を執筆

過去の共同研究

国際医療福祉大学大学院
「転倒予防について」

福岡県筑後地方保育士会
「運動能力について」

医療法人社団つじむら歯科医院
「姿勢と歯並びついて」

芦塚下田保育園
「姿勢と歯並びついて」

湯浅慶朗(YUASA YOSHIRO)
足指研究所 所長
理学療法士、足指博士、足指研究所 所長。ハルメク靴の共同開発者。東京大学で研究を行う。

病院で理学療法士として高齢者医療(リハビリ)に携わる。現代医療のあり方に疑問をもち、病院を退職。妻のO脚改善をきっかけに足指の研究に入る。一生歩き続けられる体をつくる「ひろのば体操」を考案。西日本新聞連載「お茶の間学・足指伸びてますか~」(全22回)が人気となり、NHK「サキどり」「ガッテン」などで足育として取り上げられ、大きな反響を呼び、足指研究所で足腰の相談に乗るほか、病院の再建をはじめ、一般や学生、児童向けの講演活動を行っており、日本国内だけでなく、ニューヨークやバンコクなど、世界各地を飛び回っている。

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