ひろのば体操で母乳の出が良くなる!妊産婦に多い足腰の悩みも改善

伊東さんは、母乳育児の支援を中心に、産後のお母さんと赤ちゃんの心身のケアを行ったり、様々なトラブルについてのご相談を受けたりしています。

83歳の母が1万歩歩けた

できるだけ自然に、楽しく育児ができるようにと考えて、いろいろな方法を導入しています。そんな中で、私の提唱している足指を広げる「足育」もその一つ。伊東さんは私のセミナーで資格を取り、ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)を指導したり、足指を広げて伸ばす矯正用の5本指靴下「YOSHIRO SOCKS」をご紹介したりしています。

足指を広げることの重要性を学ぶきっかけとなったのは、知り合いの歯科の先生から私のセミナーに誘われたことでした。私のセミナーで知った、足指を広げる矯正用の五本指靴下を、まず83歳になるお母様に勧めてみたそうです。お母様は、長年、足に合わない靴をはいてきたために、足指の変形がひどくなり、80歳を過ぎてからは「長く歩けない」と言っていたからです。

すると、しばらくたってから「1万歩歩けた」というではありませんか。伊東さんは驚き、足指を広げることがいかに大切かを知ったのです。

 

全身の血流が良くなり、母乳の出もよくなる

改めて足の指に着目してみると、不調を訴えて当相談所にみえる妊産婦さんたちは、ほぼ例外なく足の指が変形しています足指の変形とは、浮き指、かがみ指、寝指、外反母趾、アーチくずれ、ウオノメ、タコなどです。伊東さん自身、まだ勉強しながら取り組んでいる最中ですが、足指の変形を矯正していくことの重要性を、日々痛感しています。

母乳の出が悪くて、足指の変形のひどい人に、ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)をやってもらったり、寝るときにも矯正用の5本指靴下(YOSHIRO SOCKS)をはいてもらったりすると、それで母乳の出がよくなります。

母乳は血液から作られるので、体のゆがみによる血流の悪さはおっぱいのトラブルにつながりますゆあさ式足指体操(ひろのば体操)などで足指を広げると、足先まで使う歩き方に変わるので、全身の血流が良くなり、母乳の出もよくなるそうです。乳腺炎などのトラブルを繰り返す場合や、足の冷えに悩むかたたちにも改善が見られています。

 

足腰の痛みが消えて赤ちゃんを安心して抱ける

今の若い人たちには、もともと妊娠以前に、骨盤のゆるみやゆがみがあって、姿勢が悪く、しっかり立てない人が多く見られます妊娠すると、ホルモンの作用で骨盤がゆるんでお産に有利になるよう自然のしくみが働くため、産後はさらに体が不安定になり、腰の痛みや膝の痛みを訴えがちです。こんな状態で子供を抱いて歩いていたら、非常に危険です。

しかし、ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)やYOSHIRO SOCKSなどで足指の状態が改善されると、足にきちんと体重を乗せて立てるようになり、安心して子供を抱いて歩ける体に変わるのです。同時に、全身の顔色や精神状態までよくなっていきます。

産婦さんの中には、くるぶし、ひざ、お尻、腰の痛みを訴える人も多く見られます。そう言った痛みも、足指を広げることで治っていく場合が少なくありません。また、背骨に側わんがある人もけっこういます。その人たちに足指を見せてもらうと、足指の変形がひどいのです。それも、足指を矯正していくと、少しずつ上半身のゆがみが改善されていきます。

 

骨盤が整って安産にもつながる

伊東さんは現在、直接にお産は扱っていませんが、安産を目指すためにも、ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)・YOSHIRO SOCKSなど足指を広げることはオススメしています。骨盤がゆるんでいると、赤ちゃんが通過する産道もいっしょに変形し、うまく赤ちゃんが出られず、異常出産になる率が高まるのではないかと言われています。

ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)やYOSHIRO SOCKSなどで、足先にしっかり力が入り、いい姿勢で歩けるようになると、骨盤も整ってきますので、結果的に安産に繋がると考えられます。妊婦さんでも、ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)は無理なく行えます。

産後は、時間がなくてゆあさ式足指体操(ひろのば体操)が行えないという人も多いので、そういうかたには、矯正用の5本指靴下「YOSHIRO SOCKS」をオススメしています。足指を広げることが、普段の健康づくりにはもちろんのこと、出産・子育てに関わるさまざまな部分でも役立つことを、ぜひ知っていただけたらと思います。

 

出産が楽になった!妊娠できた!

足指を広げると、骨盤が締まるので、安産にもいいようです。Hさんは、出産前に足の痛みで来院されました。その際、初産が難産だったので、2人目の出産が怖いとおっしゃっていました。しかし、足指を広げて伸ばすケアの効果で、当日はほとんど陣痛もなく、スルッと産むことができたそうです。

足指体操は最近、助産師さんたちにも広がっています。妊婦さんがゆあさ式足指体操(ひろのば体操)やYOSHIRO SOCKSをはくと、お産がスムーズになり、産後も体調がいいとのこと。骨盤のバランスが整って、産道の開閉がスムーズになるのが良いのだとおもます。

妊婦さんでもゆあさ式足指体操(ひろの体操)やYOSHIRO SOCKSをはくことはできます。私の妻のその1人でした。妻は、妊娠中、足指を広げる矯正用の5本指靴下(YOSHIRO SOCKS)をはき、ゆあさ式足指体操をずっとしていました。おかげで安産で陣痛もなく、ツルツルぽんっと生まれました。また、足指を広げると、全身の血流が良くなって、冷え性も改善します。

妊娠しにくい人には、冷え性の方が多いようです。そのようなかたは、足指を広げて伸ばすと冷え性が改善します。中には不妊治療をしていた方から、赤ちゃんができましたという嬉しい報告をしてくれたかたもいます。

 

自然と理想的な骨盤へと導く、ひろのば体操とYOSHIRO SOCKS

「ひろのば体操」のやり方を写真で簡単にご紹介します。

ひろのば体操

 

また、ストレッチをして腰の痛みがなくなったからといって、それは必ずしも完治しているとは限りません。筋肉を硬くしてしまう要因が残っていると痛みが再発してしまいます。足指を矯正する靴下を履いて、足指の使い方を再学習させることも大切です。YOSHIRO SOCKSは足指矯正用の5本指靴下です。

YOSHIRO SOCKS

 


【参考文献】

1)足・ひざ・腰の痛みが劇的に消える「足指のばし」 : 2014.6.30:湯浅 慶朗

湯浅慶朗(YUASA YOSHIRO)
足指研究所 所長
理学療法士、足指博士、足指研究所 所長。ハルメク靴の共同開発者。東京大学で研究を行う。

病院で理学療法士として高齢者医療(リハビリ)に携わる。現代医療のあり方に疑問をもち、病院を退職。妻のO脚改善をきっかけに足指の研究に入る。一生歩き続けられる体をつくる「ひろのば体操」を考案。西日本新聞連載「お茶の間学・足指伸びてますか~」(全22回)が人気となり、NHK「サキどり」「ガッテン」などで足育として取り上げられ、大きな反響を呼び、足指研究所で足腰の相談に乗るほか、病院の再建をはじめ、一般や学生、児童向けの講演活動を行っており、日本国内だけでなく、ニューヨークやバンコクなど、世界各地を飛び回っている。

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